ヴェテランからの予備試験→司法試験

(元)社会人が予備試験(合格済)・司法試験合格を目指すブログ

200x年度 シリーズ不合格①

2度目の東大文一受験に失敗した自分は、この年、東大から2ランク下*1の関東の某大学に入学した。

 

不合格の原因は、当然勉強不足が主だろうが、周りに東大を受験するような人がおらず情報不足だったのも大きいと思う。何せ、十数年も東大合格者が出ていないような公立高校出身なのである。浪人中の予備校も決して面倒見のいいものではなかった*2

 

そんなわけで、200x年、某平凡大学に一浪で入学したのであった。

 

入学前は、国家公務員一種試験を受けて役人になろうと思っており、特にそれ以外は考えていなかった。しかし、国家公務員一種試験に合格し採用されるには大学名が重要であることはよく知られており、1ランク落ちの大学ならともかく、2ランク落ちの我が大学からの採用は相当に厳しいことが予想され、公務員試験を断念することにした。*3

 

だからと言ってすぐ、じゃあ司法試験を、とはならず、しばらくはバイトをしたり大学のクラブの活動をしたりと、ごく普通の大学生活が続いていった。

 

司法試験を受けようと決めたのはこの年の夏ごろで、きっかけは特になかったと記憶している。まあ公務員試験を受けることを考えていたくらいだから、会社員にはあまりなりたくはなく、公務員試験と同じで試験で決まるという点で同じだから、司法試験という選択をとるのは自然だったかもしれない。

 

じゃあ、どう勉強していくか?というときに最初に読んだのが、おなじみ?エール出版社の合格体験記シリーズだった。*4それによると、大半の受験生は予備校を利用しているとのことで、見た感じ、LEC→Wセミナー→辰巳の順で利用者数が多いように思えた。*5

 

この時の勉強方法の選択が、最初の大きな失敗であった…

 

 

※年度ごとに1記事にしていこうかとも思ってましたが、書いてみると意外と長くなったので、この年度の続きは次回にします。

 

*1:通常、東大落ちの人が行くであろう大学を1ランク下と考え、それより更に下という意味。

*2:当時で言えば、河合塾あたりにしておけばよかったと後に思った。

*3:このときはこう考えたが、必ずしもそんなことはないだろう。後に、大学のクラブの後輩が一種試験から某人気官庁に採用されることになる。これくらいで諦めてる時点で、自分は大して役人になりたかったわけではないのだろう。

*4:まだあるんですね

*5:あとは、伊藤塾や、大学内の講座、あと基本書主義のASSEってのもありましたね